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  1. 橿原市議会 2022-06-07
    令和4年文教常任委員会厚生常任委員会連合審査会 本文 開催日: 2022-06-07


    取得元: 橿原市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-20
    検索結果一覧に戻る 検索をやり直す ヘルプ (新しいウィンドウで開きます) 令和4年文教常任委員会厚生常任委員会連合審査会 本文 2022-06-07 文書発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言単文選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 58 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 :  今井りか文教常任委員長 選択 2 :  教育総務課長 選択 3 :  今井りか文教常任委員長 選択 4 :  教育総務課長 選択 5 :  今井りか文教常任委員長 選択 6 :  今井りか文教常任委員長 選択 7 :  今井りか文教常任委員長 選択 8 :  矢追もと委員 選択 9 :  今井りか文教常任委員長 選択 10 :  教育総務課長 選択 11 :  矢追もと委員 選択 12 :  教育総務課長 選択 13 :  矢追もと委員 選択 14 :  教育総務課長 選択 15 :  矢追もと委員 選択 16 :  今井りか文教常任委員長 選択 17 :  こども未来課長 選択 18 :  今井りか文教常任委員長 選択 19 :  矢追もと委員 選択 20 :  こども未来課長 選択 21 :  矢追もと委員 選択 22 :  今井りか文教常任委員長 選択 23 :  こども・健康スポーツ部副部長 選択 24 :  今井りか文教常任委員長 選択 25 :  矢追もと委員 選択 26 :  こども・健康スポーツ部副部長 選択 27 :  矢追もと委員 選択 28 :  今井りか文教常任委員長 選択 29 :  吉川ひろお厚生常任委員長 選択 30 :  今井りか文教常任委員長 選択 31 :  吉川ひろお厚生常任委員長 選択 32 :  教育総務課長 選択 33 :  今井りか文教常任委員長 選択 34 :  教育総務課長 選択 35 :  今井りか文教常任委員長 選択 36 :  教育総務課長 選択 37 :  今井りか文教常任委員長 選択 38 :  教育総務課長 選択 39 :  今井りか文教常任委員長 選択 40 :  教育総務課長 選択 41 :  今井りか文教常任委員長 選択 42 :  吉川ひろお厚生常任委員長 選択 43 :  教育総務課長 選択 44 :  吉川ひろお厚生常任委員長 選択 45 :  教育総務課長 選択 46 :  吉川ひろお厚生常任委員長 選択 47 :  今井りか文教常任委員長 選択 48 :  上田くによし委員 選択 49 :  今井りか文教常任委員長 選択 50 :  こども未来課長 選択 51 :  上田くによし委員 選択 52 :  こども未来課長 選択 53 :  上田くによし委員 選択 54 :  今井りか文教常任委員長 選択 55 :  こども・健康スポーツ部長 選択 56 :  今井りか文教常任委員長 選択 57 :  今井りか文教常任委員長 選択 58 :  今井りか文教常任委員長発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:              橿原市保育所・幼稚園の適正配置について                午後 1時30分   開  議 ● 今井りか文教常任委員長 それでは、ただいまから文教常任委員会厚生常任委員会連合審査会を開催いたします。  先例により、私が委員長の職務を行いますので、よろしくお願いいたします。  なお、発言される方は必ずマイクのご使用をお願いいたします。  直ちに日程に入ります。  橿原市保育所・幼稚園の適正配置についてを議題といたします。  担当理事者より説明願います。教育総務課長。 2: ● 教育総務課長 委員長、資料のほうを配付させていただいてよろしいでしょうか。 3: ● 今井りか文教常任委員長 はい、お願いします。                     (資料配付) 4: ● 教育総務課長 資料のほうが当日になって申し訳ございません。  では、中身を説明させていただきます。  4月の連合審査会で説明しましたとおり、現在、橿原市では、保育所・幼稚園の適正配置について検討を進めております。地域や保護者、関係機関と意思疎通を図りながら、今年度中に実施計画を策定したいと考えております。  本日、実施計画(案)につきまして、4月からの変更部分のみを説明させていただきます。  まず、1ページ下です。この計画の対象期間としましては、令和4年度から令和10年度までの7年間としております。  次、2ページから4ページにつきましては、前回説明時から変更はございません。  5ページです。具体策5、過小規模園の休園というところです。園児募集の停止基準につきましては、前回、令和5年5月1日から適用と説明させていただきましたが、令和6年5月1日に1年間延長して適用したいと考えております。やはり休園に際しましては、慎重に、十分に地元や保護者の方々へ説明する必要があると考えて、開始を1年遅らせたいと考えております。  6ページ、7ページにつきましては、休園になる場合のスケジュールを載せていますので、また見ておいてください。  次に、8ページです。ここでは、先ほど言いました5つの具体策を踏まえまして、各施設の適正配置の方向性を中学校区ごとに示しております。それぞれ左が短期的な方向性、右側が長期的な方向性を示しています。
     まず、畝傍中学校区です。1つ目、畝傍南幼稚園につきましては、先ほど説明しました休園基準に該当した場合には、休園への手続を開始したいと考えています。また、長期的には、畝傍東幼稚園等も含めまして、市内の就学前施設の配置バランスを考慮しながら、将来的に適正配置の方向性を検討したいと考えています。第4こども園につきましては、短期的には認定こども園への移行を進め、長期的には民間活力の導入も視野に入れた検討を進めたいと考えています。これは、全てのこども園、八木中学校区の第1、大成中学校区の第2、光陽中学校区の第3・第5こども園の施設の方向性も皆同一です。  続いて、八木中学校区です。耳成幼稚園と耳成南幼稚園につきましては、4月の審査会でもご説明しましたが、耳成南幼稚園の建て替え時期が近づいていることに加えまして、市の北部にこども園等の設置を望む声があることから、2園を再編し、公私連携幼保連携型認定こども園の整備を検討したいと考えています。晩成幼稚園は、短期的には現状のままですが、長期的には、晩成・香久山幼稚園も含めまして、これらの施設のエリアにおける適正配置の方向性を検討していきたいと考えております。続いて、香久山幼稚園につきましては、畝傍南幼稚園と同様に、休園基準に該当した場合には、休園への手続を開始したいと考えています。  続いて、9ページの大成中学校区の真菅幼稚園と白橿中学校区の白橿幼稚園につきましては、畝傍東・晩成幼稚園と同じで、短期的には現状のままですが、長期的に適正配置の方向性を検討したいと考えています。  光陽は説明しました。白橿も説明しましたので、最後に橿原中学校区です。真菅北幼稚園と耳成西幼稚園の再編についての具体的な整備。4月にも説明しましたけれども、2園を再編し、公私連携幼保連携型認定こども園の整備を進めたいと考えています。  10ページには、全施設、全体が分かるようにスケジュールを載せさせてもらっています。この計画の対象期間である令和10年度まで、次回の11年度以降は次の再編を検討し、計画を策定していきます。  11ページからは、真菅北と耳成西幼稚園の再編についての具体的な整備内容を記載しています。先ほど説明しましたように、令和9年度に、保護者の就労状況に関わらず利用することができる公私連携幼保連携型認定こども園を開園できるよう、再編整備を進めてまいります。  まず、施設整備・運営の基本的な考え方です。  1つ目、多様なニーズに柔軟に対応できる施設ということで、保護者の就労形態が多様化する一方、施設の老朽化や保育士不足が深刻化しております。子ども・子育て支援制度に沿った質の高い幼児教育・保育等を進める必要があるということから、先ほども言いましたが、保護者の就労の有無に関わらず利用することができる認定こども園を公私連携手法で整備いたします。整備敷地につきましては、2園のうち、十分な敷地面積が確保できる真菅北幼稚園の敷地を活用してまいります。  2つ目です。安心・安全な施設整備。  既存の真菅北幼稚園の園舎は、令和7年度には築50年を迎え、建て替えを行う必要があります。公私連携法人を募集し、認定こども園施設整備交付金及び保育所等整備交付金を活用した施設整備を目指してまいります。その際には、子どもの遊びや生活におけるリスクに配慮するとともに、見通しをよくし、死角のない施設整備を行えるよう、公私連携法人と協議してまいります。  真菅北の現園舎は令和7年度に解体し、令和8年度には新築工事を想定していますので、真菅北幼稚園につきましては令和6年度末で閉園になります。そのため、真菅北小学校区の児童につきましては、令和7年度から真菅北以外の他園へ転園(または入園)していただく必要があります。  また、現在、真菅北幼稚園で実施している3歳児保育につきましては、令和7年度から8年度までの2年間、耳成西幼稚園で実施し、その後、耳成西幼稚園は、在園児が卒園した令和10年度末に閉園する予定としています。  3つ目です。保育・教育の質の確保。  公私連携法人移行後の保育が良好に運営されるために、実績のある優良な法人を選定する必要があります。まず、学識経験者で構成する「(仮称)橿原市公私連携法人候補者選定委員会」を設置しまして、保育目標、施設整備・運営の考え方、資金計画等を審査し、その際には、2園の保護者等の意見も十分に参考にしながら進めてまいります。  公私連携法人には、一定の保育経験を有する保育スタッフの確保、移行後の園運営を外部の目でチェックする第三者評価の受審に努めさせるとともに、市職員による訪問等のフォローアップを行い、保育の質の確保・向上を図ってまいります。  4つ目です。児童への配慮及び保護者意見の反映ということで、やはり子どもさんに保育環境が変化することで負担を与えないようにということで、移行前1年間かけて、保育内容や個々の子どもの特性を踏まえた関わりについて、段階的に法人のほうに引き継いでいきます。法人選定後は、保護者、公私連携法人、市で構成する三者協議を設置し、運営等における諸課題の対応策を協議してまいります。  12ページです。5つ目です。地域の子育て支援の拠点となる施設ということで、既存の幼稚園は公立でありまして、地域の子育て支援の拠点としての役割が大きいということから、地域における従来の教育・保育機能を承継できる施設を目指してまいります。近隣の小学校や地域と連携するなど、保護者や地域との交流を促進する施設を目指してまいります。  6つ目、公私連携法人の募集条件。予定としましては、点線の四角の中に書いていますように、募集要項ですね。土地は無償もしくは時価よりも低い価格で貸し付け、施設整備は公私連携法人で実施。公立園が実施してきた保育・教育内容等を承継。国籍、信条、社会的身分、障がい等を理由に不当な取扱いをしない。幼稚園の1号認定の入園希望者が定員を超える場合は、真菅北・耳成西小学校区の児童を優先に受け入れる。保護者負担が発生した場合は、市・法人・保護者による三者協議会等の同意を得ると。こういう内容を要件にしようと考えています。  施設の園児数の推移が下にあります。真菅北・耳成西を合計すると、令和4年、右の一番下ですが、3歳児32人、4歳児46人、5歳児42人の計120人になります。  次のページです。施設規模の算定ということで、まず、何人の定員の認定こども園にするかということです。再編する2つの幼稚園の児童数、先ほど言いました120人を受け入れられる規模がやはり最低限必要です。それプラス、令和9年開園時における将来的な人口減少を見据えながら、現在行われている近隣の宅地開発の状況を加味して、事業者がより参入しやすい条件等を考慮した結果、下の表のとおり、130人規模と最初はしたいと考えています。  次です。学級編制につきましては、県条例に基づきまして、満3歳以上の学級数については5学級、保育教諭等につきましては9人と考えています。  そして、次、14ページです。施設規模の下限値の設定です。県条例に基づきまして、認定こども園に必要な諸室の規模や職員数等を算定しました。一応これは最低基準で、下限値を定めています。  園舎の面積につきましては、県条例で、3歳児以上の学級数、3歳未満の園児数等に応じまして、合計で648.38平米。園庭につきましては、県条例で、幼稚園の子どもさんと2号の子どもさんを入れて579.8平米を下限値としております。あと、必要な部屋の数につきましては、県条例で定めてありまして、まず1項、園舎には職員室などこれらの施設が要ります。あと、飲料水設備、その他として放送聴取設備などが要るというふうに決められています。  それを受けて、15ページです。年齢別の保育室に必要となる面積につきまして、人数等を個別に計算させていただきますと、849.54平米必要ということが出てきました。  真菅北・耳成西ではどうなるかということで、16ページです。これらを受けて、モデルプランの作成をしました。ただし、あくまでもモデルプランですので、当該図がそのまま整備されるものではないです。計画敷地、現在の真菅北の条件が以下にあります。敷地面積が6,750平米、区域区分が市街化区域というふうになっています。  17ページが、平面プランを記載しています。現在の敷地内に整備された場合の施設規模をイメージしてもらいやすいように掲載しておりまして、延べ面積が1,595平米、容積率が23.6、駐車台数としましては、新設40台の合計59台の台数を確保したいと思います。  18ページは整備工程計画案になっています。法人募集に係る準備から認定こども園開園まで、5年の期間が必要となります。下のスケジュールにありますように、認定こども園としての開園は令和9年4月を予定しております。  まず、真菅北幼稚園です。令和6年まで幼稚園を現状どおりさせていただいて、6年度末で閉園。7年度からは、在園児の方は耳成西幼稚園に行かれるか、ほかの幼稚園に行ってもらうかしてもらうことになります。市としましては、令和4年度中に公募準備、5年度で公募して、協定を締結して、法人が決定されると6年度から設計、7年度に園舎解体、8年度に新園舎を建設していただいて、令和9年4月から認定こども園が開園と。  耳成西幼稚園につきましては、令和6年度まで現状どおりです。合同保育が始まりますので、5年度から仮駐車場等の準備をさせていただいて、7年度から真菅北の子どもさん、3歳児等を預からせていただいて、9年・10年は残られた子どもさんが卒園するまで耳成西は開かせていただきますので、令和10年度に閉園ということになっています。  あと、その他の公立幼稚園です。耳成幼稚園と耳成南幼稚園の再編につきましては、公私連携手法を用いた認定こども園を目指したいと考えております。ただ、具体的な再編内容は現在検討しております。今後も引き続き、保護者や地域、関係機関と意思疎通を図りながら、具体的な再編内容を検討してまいります。  また、その他の公立幼稚園の適正配置につきましては、今後の就学前保育・教育施設の配置バランスや、保護者等の保育・教育ニーズ等を把握し、将来的に検討してまいります。ただし、先ほどから言っていますが、園児募集の停止基準に該当した場合は、地域・保護者等へ事前説明の上、休園への手続を開始してまいります。  19ページ以降は、参考資料として、園児数の推移等のデータを掲載していますので、ご清覧おきください。  最後に、委員会報告後、地元自治会に住民説明会も開催する予定をしております。その上で、市の計画案を説明・報告し、冒頭申しましたように、今年度中の計画策定を予定しております。また、来年度、令和5年度の園児募集を10月に行うことにしております。真菅北幼稚園に新たに入園される3歳児につきましては、令和5年入園後、6年度末に真菅北幼稚園が閉園、解体されますので、残り1年を耳成西幼稚園か他の幼稚園に転園等していただく必要があります。そのことを保護者の方が知った上で応募していただかないと駄目ですので、10月入園募集時には広報・ホームページにてこの内容を掲載し、保護者・子どもたちに混乱が生じないようにしていきますので、よろしくお願いいたします。  説明は以上です。 5: ● 今井りか文教常任委員長 ありがとうございます。  今、資料を配付していただいた量が20ページほどありますので、しばらく読み込みたい方もいるかなと思いますが、お時間が必要やったら休憩させていただこうと思いますが、どうしますか。要りますか。もしよろしければこのまま質疑に入ろうと思いますが、ご意見があればお願いします。                   (何事か呼ぶ者あり) 6: ● 今井りか文教常任委員長 では、一時休憩させていただきまして、2時から再開させていただきます。  暫時休憩いたします。                 午後 1時50分 休  憩                ───────────────                 午後 2時00分 再  開 7: ● 今井りか文教常任委員長 休憩中の委員会を再開いたします。  それでは、ただいまの説明に対して質疑等がありましたら挙手をお願いします。矢追委員。 8: ● 矢追もと委員 お聞きします。  まず最初に1つ確認させていただきたいのは、耳成幼稚園と耳成南幼稚園の再編時期というのはまだこれから検討ということだったんですが、こちらの園の中で、耳成南の園舎が軽量鉄骨造で建て替え時期が迫っているというふうなことがありましたけれども、一応その建て替え時期というのがいつになっているのか。そういったことで、必ずここには建て替えなければいけないという時期は定まっているかと思うんですけども、教えていただけますか。 9: ● 今井りか文教常任委員長 教育総務課長。 10: ● 教育総務課長 一番最後のほうにデータがあります。21ページにあります。耳成南、真菅北につきましては、LS(軽量鉄骨造)で46年。一応建て替え目安が50年になっています。 11: ● 矢追もと委員 ありがとうございます。  50年ということでしたら、どちらにしても、今、先にモデルプランができているような真菅北と耳成西の時期とかぶるような時期には建て替えが行われるかと思うんですけれども、例えば来年度の募集のときに、この2園に入園される方々向けの案内と同様の案内というのは、この耳成幼稚園・耳成南幼稚園に入園予定の方にもあるということでしょうか。 12: ● 教育総務課長 耳成・耳成南につきましては建て替え時期が同時期なんですけれども、まだはっきりとした計画というか、まだ今検討中ですので、逆に分からないまま載せるというわけにもいかないので、今ははっきり決まっている真菅北と耳成西の再編に絡みまして、真菅北幼稚園の内容を入れさせてほしいと思っています。 13: ● 矢追もと委員 では、来年入園予定の方が、もし、在園中に建て替えとか、「この何年間かはこちらの園舎で過ごしてください」みたいな移動があったとしても、来年入園予定の方に先にそれをお知らせするような方針ではないということですか。 14: ● 教育総務課長 影響が出ないようにしますので。今の入園児に影響しない前提で進めています。影響する時期に広報に出していきたいと思いますので、今回入園される方には問題ないようにしていきます。 15: ● 矢追もと委員 分かりました。ありがとうございます。  あともう1つお聞きしたいんですけれども、この春に入ってから市内の待機児童数というのをお伺いいたしましたら、潜在の待機児童数で173人という、4月の段階でですけれども、そういうふうな人数をお伺いしました。特に待機児童の多い地区というのが真菅地区だとそのときに一緒にお伺いして、その173人中、その当時で43人の方が真菅地区で待機児童になっていると。全体の25%ぐらいが真菅地区に集中していると。2番目に多かったのは耳成地区……(何事か呼ぶ者あり)  失礼いたしました。小学校は真菅(ますげ)で、地区を呼ぶときは真菅(ますが)ということですね。ありがとうございます。  その真菅と耳成地区、特に待機児童数が多いということだったんですが、今回の、ある程度こども園というのが大きな施設でできることによって、この待機児童数というのがどのくらい解消されるのか。今よりも、例えば働きに出られる方が少し増えて、保育所の利用者数が仮に今よりも増えたとしても、この2つの園舎が完成することで、どのぐらいの待機児童数を解消できるのかというふうな計算というのはありますでしょうか。 16: ● 今井りか文教常任委員長 こども未来課長。 17: ● こども未来課長 答えになるかどうかあれなんですけども、待機児童の解消ということに関しましては今年度からも当然取り組んでおりますし、できるのであれば、来年、再来年度中には解消できたらなと考えておりますので、ちょっと今の案件にはリンクしないというように考えています。 18: ● 今井りか文教常任委員長 矢追委員。 19: ● 矢追もと委員 ありがとうございます。  来年、再来年にも解消したいというふうなその取組というのは具体的に今教えていただけますか。 20: ● こども未来課長 今年度、予算に組み込んでいただきました3点の補助金です。要は、まずは保育士さんを増やさない限りは児童さんをお迎えできないということになりますので、私立の園さんにまずお給料に2万円上乗せというようなことで取組をさせていただいております。2つ目が、奨学金をもらわれて、学校に行かれて、卒業されて、今、保育士になられている方の、遡っての奨学金に対しての補助が2つ目。3つ目なんですけども、保育士さんのお家賃の補助、その辺りに関して補助できるようにと、その3点、取組を始めております。  まずは保育士さんを増員させていただかないと、お子さんに来ていただくことができませんので、まずその辺りから始めております。先日からホームページのほうに掲載を始めておりますので、あと、いろんな面で広報をできるだけさせていただきたいなと考えております。  もう1つなんですけども、小規模保育ということで、1件につき2,400万円ということで、その2件、私立さんに、小規模園ということで、0歳から2歳児の募集ということで、その施設を建てていただく補助金をまた創設しております。  あと、もう1つですが、既存施設の拡充により、質を高めていきたいというふうなことで考えております。 21: ● 矢追もと委員 ありがとうございます。  予算特別委員会のほうでも、私立の保育園の保育士さんに対する補助であるとか小規模保育事業者に、来年度からですよね、そういった事業所を造っていただく、そういった取組はお聞きしていたんですけれども、そもそも真菅地区と耳成地区、特に真菅地区に待機児童が多い原因というのはどのように分析されていますでしょうか。 22: ● 今井りか文教常任委員長 こども・健康スポーツ部副部長。 23: ● こども・健康スポーツ部副部長 まず1つには、そもそも、総人口の多いところが比例して待機児童が多いというのは1つあると思っています。もう1つ、冒頭、教育総務課長からも話がありましたが、やはり、「北部エリアにこども園がない」というふうな市民さんからの声もありますので、その辺りも影響しているかと思っております。 24: ● 今井りか文教常任委員長 矢追委員。 25: ● 矢追もと委員 ありがとうございます。  パブリックコメントでも、北部のほうにこども園が少ない、公立の保育所がないというふうなお声があったと思います。今回、こういった幼稚園の再編にもそういったご意見を取り入れてくださっているかと思うんですけども、先ほどの私立の保育士さんへの補助ももちろん取組としてはやっていただきたいと思うんですが、もともと、こども園がないということが1つの原因になっているというふうに今、ご答弁をいただいたので、来年、再来年にももちろん待機児童が解消できたらいいと私は思っているんですけれども、今までのニーズということで、公立を選びたいという方が人口の多い地区にある一定数いらっしゃって、そういった方が待機児童になっているということを考えると、やはりこういったこども園の整備であるとか公立の施設の整備というのがある程度不可欠になる部分もあるのかなというふうに私は思いましたので、最初に「それで待機児童は解消できそうですか」というふうな見込みについてお伺いしました。  ですので、もともとそういった地域、私立へ行きたくても、ちょっと行けない、自分は公立の保育所に行きたいんだ、幼稚園へ行きたいんだという方々のニーズを拾い切れていないというふうなこともあったかと思うので、それを加味した上で、待機児童が解消できるかということをデータ的にもちょっとつくっていただけたらなというふうに思いました。せっかく大体定員が130人ぐらいになるというふうな数が出ていましたので、例えば今の数で当てはめたら、これぐらいになるなというふうな計算もできるのかなというふうに思いました。  特にこの地域でそのような問題が起きているので、特にお声が多い地域だと思うんです、待機児童で困っていらっしゃる地域ということでですね。ただ、それが、開園するのが結構先ということなので、その数年間の解決策の1つが先ほどの私立の幼稚園の補助ということになると、私は少しまだ弱いかなというふうな不安は持っているんです。なので、その出来上がるまでの数年間について、今のお答えですと、私立の補助で何とかまた待機児童を解消されたいということですけれども、その間についてはまた検討されているようなものはないでしょうか。 26: ● こども・健康スポーツ部副部長 まず、保育士の確保の点についてなんですけども、市内の私立園さん、10園ございますが、保育士さんがいないからという要因で定員に満たない園が幾つかあります。その定員に満たない数字を全て足しますと、約200人ぐらいになります。保育士さんを確保すれば、今の百七十数名というのが、年齢の構成もありますので、全て埋まるか分かりませんけれども、そこで、枠としては200ぐらいあると。もう1つ申し上げました小規模事業所、今、2園程度の開設のための予算を計上していますが、そちらで1か所19名確保できますので、0~2歳の枠が2か所設置できれば、40名の枠が増員できる。もし仮に3か所できれば、そこで60名の枠が増員できるというふうなことです。  あと、もう1つ、既存施設の園の中で、増設して定員を増やそうというふうなお考えをしていただいている園もありますので、現在の170名という待機児童につきましては、そちらでカバーしていきたいなと。その中で、待機児童をカバーするというか、総受入れ園児数の枠を増やしたいなというふうに考えています。引き続き令和9年まで、さらにこれを超えるような形での保育ニーズがあることを期待する、あるような取組をまた進めていって、その開設する令和9年頃にも、それまでに今よりも多い受入れ枠があるにもかかわらず、まださらに保育ニーズがあるという令和9年を迎えまして、そのときの対応策に今の真菅北・耳成西の分が当てはまればいいなと思いますけども、今の待機児童を解消するための取組が令和9年の分ですよと言うと、あまりにも時間が長過ぎて、待機児童のニーズを逃がすというふうなことを考えていますので、今言ったようなところで、今年度については、先ほど申しました小規模、保育士の確保、既存施設の拡張、この辺りで対応していくというふうに考えています。 27: ● 矢追もと委員 とてもよく分かりました。ありがとうございます。この補助を使って、たくさんの方が私立の保育園に勤めてくださるということを期待するという部分がかなり大きいのかなというふうな印象も受けました。うまくいって、そこで待機児童が解消できれば、もちろん、今の待機児童になっている方、ある程度の受皿ができる可能性があると思います。  その一方で、発達障がいをお持ちのお子さんとかが、なかなか、園があったとしても、そこに通えなくなってしまうというふうな事態も聞いておりますので、総合的な観点で本当の待機児童を目指していただくということだと思っておりますので、私立の幼稚園・保育園さんのお力も借りながら、公立としても、また今後しっかりと待機児童解決の道筋、データもきちんと取りながら、取り組んでいただけたらと思っております。お願いいたします。 28: ● 今井りか文教常任委員長 ほかに質疑はありませんか。  この際、委員長を交代します。 29: ● 吉川ひろお厚生常任委員長 委員長を交代しました。  ほかに質疑はございますでしょうか。今井委員長。 30: ● 今井りか文教常任委員長 統合する際の耳成西と真菅北幼稚園が一緒になる1年間のことについての説明はこの後また詳しくされるのか、このことについて今質問してもいいのかというのをお答えいただきたいです。 31: ● 吉川ひろお厚生常任委員長 教育総務課長。 32: ● 教育総務課長 今井委員長の質問ですが、今していただいて。 33: ● 今井りか文教常任委員長 一旦統合すると、耳成西幼稚園に駐車場整備が必要になるかと思うんですけども、駐車場の整備はあの敷地で可能なのかどうかお答えいただきたいです。 34: ● 教育総務課長 耳成西幼稚園統合後の駐車場はやはり必要になってまいります。場所につきましては、中和幹線の高架下とか月ぎめ駐車場とか、いろいろ今、検討中です。現在、どの場所、幼稚園とも相談しながら、学校との関係もありますので。今のところ、調整しますけども、駐車場の整備は考えていかなければならないと考えています。 35: ● 今井りか文教常任委員長 ありがとうございます。  続いて質問します。  合同保育をする際は、クラス数が増えていくんですけども、空調の新規設置とか移設とかは必要にならないのでしょうか。 36: ● 教育総務課長 幼稚園のエアコンにつきましては、やはり子どもさんたちに不便をかけられませんので、エアコンの整備は必要かと思っております。こちらとしては、予算計上させていただいて、考えております。 37: ● 今井りか文教常任委員長 ありがとうございます。  今も暑くなったらクーラーを入れて、すぐ快適な空間に我々はなるんですけども、ほかの単独園に関しても、真菅幼稚園、晩成、白橿、畝傍東も、エアコンのついていない教室が多い園というのはまだまだあるかと思うんですけども、関連して、そういうところへのエアコン設備というのも今後検討していただけるのでしょうか。 38: ● 教育総務課長 ほかの単独園につきましても、現在、整備に向けて検討しております。 39: ● 今井りか文教常任委員長 ありがとうございます。この夏も絶対暑いですので、ぜひとも前向きに、早急に検討をお願いいたします。  続いて、耳成西の修繕の後、真菅北に1つの統合園が建つかと思うんですけど、その耳成西幼稚園の跡の土地利用に関しての今後のお考えとかがあれば、お答えをお願いします。 40: ● 教育総務課長 令和10年に耳成西を閉園させてもらって、その後の跡地利用なんですけども、すみません、まだ検討中です。 41: ● 今井りか文教常任委員長 ありがとうございます。  真菅北小学校の第2学童が、今、幼稚園の敷地にあるかと思うんですけども、その扱いといいますか、今後どうなっていくのかというお考えをお聞かせください。
    42: ● 吉川ひろお厚生常任委員長 教育総務課長。 43: ● 教育総務課長 新しい公私連携のところに入れさせていただくということで考えております。 44: ● 吉川ひろお厚生常任委員長 教育総務課長。 45: ● 教育総務課長 すみません、先ほどの訂正です。  幼稚園ではなくて、真菅北の小学校です。真菅北の長寿命化改良工事をするところに入れます。すみません。 46: ● 吉川ひろお厚生常任委員長 委員長を交代します。 47: ● 今井りか文教常任委員長 委員長を交代しました。ほかに質疑はありませんか。上田委員。 48: ● 上田くによし委員 それでは、ご説明いただいた点の中で、既存のこども園の今後のスケジュールについてお伺いさせていただきたいと思います。  橿原市内には第1こども園から第5こども園まで、5つのこども園が現存しておりますけれども、これについては、公私連携幼保連携型認定こども園への移行をまずは目指すというふうなお話であったかと思います。  10ページのスケジュールによりますと、令和6年の予定で認定こども園化を目指される。その後、認定こども園に移行した後、1、2園で民間活力の導入ができるように検討されますということですけれども、それについては、第2こども園から第5こども園、4つのこども園のうち、1、2園を、令和9年から、この矢印でいくとその先になりますが、令和9年以降に民間活力の導入の検討というふうに書かれておりますけれども、実際に民間の事業者の方々に公私連携法人として市が指定をして、民間による保育・教育を行う、実施の時期のめどというのはおありなんでしょうか。お願いいたします。 49: ● 今井りか文教常任委員長 こども未来課長。 50: ● こども未来課長 現在のところ、めどはございません。その時期から検討するということでございます。よろしくお願いします。 51: ● 上田くによし委員 先ほど、真菅北幼稚園・耳成西幼稚園の統合の検討の際のお話にもありましたように、その幼稚園なり、保育園なり、こども園を選ばれて入られた保護者さんや子どもさんが、入った後に運営がこども園に変わるとか、そういったことは事前に影響がないように手順を整えられたいというふうなご意思をお持ちやと思うんですけれども。こども園に関しましても、公立で運営されているこども園やと思って入ったけれども、途中で、私立による、法人の事業者による経営に変わるというふうなことは、できるならば、入園される段階で、そのような可能性であったり、方向性が示されておられることが望ましいのかなというふうに思います。  そこで懸念しますのが、やはりこども園の入園者といいますのは、0歳児から5歳児まで6年間こども園に通うわけですから、6年も前にその見通しのお示しが果たしてできるかどうかという点が1つあろうかと思います。  私自身の経験で申し上げて恐縮ですが、今井の幼稚園・保育所のこども園に0歳の4月からお世話になったわけですけれども、その途中で、こども園化の構想が持ち上がりまして、保育所でずっと6年間通えると思ったけれども、途中で幼稚園舎のほうに移動しなければならないというふうなことがあって、保護者の方々との話合いなどについては、かなりの紛糾があったというふうなことの経験がございます。ですので、そういったことが、スケジュールや見通しの中でお示しいただける段階を的確に捉えて明示していくような、そのような方向づけを望みたいと思いますが、その点についてはいかがでしょうか。 52: ● こども未来課長 当然、混乱は招かないように事前準備を周到にさせていただいて、長期的な展望になると思うんですけども、その辺りは説明を欠かさないように丁寧にやりたいと考えております。よろしくお願いします。 53: ● 上田くによし委員 公立志向、それから私立志向などというふうに呼ばれますように、公立に行くのか、私立に行くのかということは保護者の方々は大きな関心事でありますので、その点についてのご注意をぜひお願いしたいと思います。 54: ● 今井りか文教常任委員長 こども・健康スポーツ部長。 55: ● こども・健康スポーツ部長 ただいま、こども未来課長が答弁させていただきましたけれども、上田委員おっしゃるように、6年も前に既に認定こども園化して民間活力を導入することが決まっているのかといいますと、ちょっと難しい面もあろうかと思います。基本的には、分かった段階で保護者の方、地域の方々に丁寧に説明を行った上で、民間への移行というものは検討して進めていきたいと思います。ただ、繰り返しになりますが、6年前に分かるのかといいますと、ちょっと難しい面もございます。 56: ● 今井りか文教常任委員長 ほかに質疑はございませんか。                  (「なし」と呼ぶ者あり) 57: ● 今井りか文教常任委員長 以上で質疑を終わり、説明を終わります。  以上をもちまして本日の日程は終了いたしました。  なお、連合審査会の報告につきましては、全文委員会録とし、委員長にご一任願いたいと思いますが、ご異議ございませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 58: ● 今井りか文教常任委員長 ご異議なしと認め、そのように決しました。  それでは、これで本日の連合審査会を閉会いたします。本日はどうもご苦労さまでした。                午後 2時27分   閉  会 発言が指定されていません。 Copyright © Kashihara City Assembly, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...